銀河神風ジンライガー

Galaxy divine wind JINRAIGER

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GDW公式ホームページ(第50回・6・9)

   

☆彡ジンライ・トーク☆彡
 原作者のキャラクターへの思い入れ、今回は「雲海入道セーガイ」です。

管理人「暑くなったり涼しすぎたりで天候不順が続きましたが、体調はいかがですか」
優「懐が寒い以外は好調です(笑)」
管理人「好調の秘訣は何ですか」
優「気分転換でいろんなことを始めました。なかでも囲碁は精神的に落ち着くし、執筆意欲を掻き立ててくれます。45年ぶりぐらいですが」
管理人「ずいぶんブランクがありますね」
優「ええ。ほとんど忘れていたので入門書からやり直しです。なので初心者と変わりません」
管理人「またなんで再開しようと?」
優「思いつきです。気分転換。これが嵌ってしまって。幸い相手をしてくれる方もいて師事する先生にも巡り合えた。徐々に昔の勘を思い出しつつあります。今では週三日ぐらい碁盤を囲んでいます。初心者なので辞を低くして相手をしてもらいます。みんな僕より年長なので安心感があります。抵抗なく頭が下げられる。リフレッシュしますね」
管理人「囲碁が執筆意欲につながるのですか」
優「やってみて気づいたんです。今ジンライガ―の準備シナリオをもとに原作の執筆をつづけていますが、シナリオと小説では当然違うわけで、当初はノベライズみたいになりましたが、これは読者の興味を引き込むためには有効なんだけど、映像を目的としたシナリオでは全体の設定をなかなか前面に出せない。セリフでやろうとすると説明台詞になり、これは最悪です。地の文で情景を表現しようとしても限界があるわけです。だから脚本家は表現しきれなくなると、小説だったらなあ、という思いになりがちです。しかもシナリオには時間の制限があるのでなおさらです。とくにシリーズ物はアニメだと30分以内、コマーシャルを入れると正味25分くらいに収めなくてはならない」
管理人「一話のまとまりにするには短い時間で起承転結を付けなくてはならないから大変ですよね。全体に流れがある作品では十分に描き切れない枷があるわけですが、みんな起用にやってますね」
優「プロだから。良くも悪くも(笑)。シリーズ全話を一人で書く場合は、ここは次回以降の伏線にしておいて、今回はここだけシッカリ描いておこうという構想が出来るけど、何人かでリレーして書く場合は大局を俯瞰するひとが必要になるわけです」
管理人「それが総監督であったり、シリーズ構成の役目であったりするわけですね」
優「そうです。僕が手がけた作品の例でいうと「ガンダム」なら富野さん、J9シリーズなら僕になります。これをチーム全体で共有するには、前話の執筆者が、ここまでやるから、これ引き継いで、あとは自由に展開してみて、みたいな打合せが必要になる。これが結構めんどうくさい」
管理人「意思の疎通がとりにくい。それぞれ解釈がちがったり、ライターの好みや個性もありますからね」
優「その通りです。全体のトーンを統一するためには、総監督なりシリーズ構成が最終的に手を入れざるを得ないのが現実です」
管理人「全体と各話の関係が囲碁に似ているという事ですか」
優「御明察! 囲碁の場合、序盤は各所に布石があって、やがて全体の模様がみえると、各所でせめぎあいが始まるわけです。各所の状況が全体を動かし、全体が各所に影響してくる。これが面白いんですね。むかし囲碁に夢中になっていたころは脚本家になる前だったから、そんなことに気が付くはずもない」
管理人「はからずも気まぐれで再開した囲碁が、いま創作意欲を刺激しているという事でしょうか」
優「そうなんです。今のところ僕一人で書いていますが、いずれは何人かの人に執筆参加してほしい。そのための原作を執筆しているわけで全体の模様がわかるし、オイシイ各所の場所も用意しているわけです」
管理人「各所の思いがけないせめぎあいが大局を変えることもあるわけですね」
優「そうです。僕は今、ジンライガ―の原作Ⅲにかかっていますが、原作Ⅳまでで第一部を構成する。それで全体の四分の一になると思います。Ⅲまでは準備シナリオを土台に改訂なり加筆して、映像では伝えきれない要素を補強している。各所のせめぎあいの余地を残しているわけです」
管理人「そこで今回のセーガイは、どんな役目をはたしているのでしょうか」
優「囲碁で言えば、要の石の一つですね。レギュラーのキャラはどこにも飛んでいけますが、連絡を遮断されると行動の自由が奪われる。そこで必要になるのが風傑たちです。セーガイはジンライガ―の物語で初期段階から登場しています。レギュラーを除けば、当面ものがたりを牽引している昇り龍リーロックが最初に接触する風傑です」

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管理人「最初は不良警官ガイガッツという名前で登場しますね。もっとも不良というには相対的なもので汚職まみれの上司に我慢がならずボコボコにして体制の外にはじき出された侠気の人物ですが。腕っぷしが強い割には自分以上の人物とみるや立てに立てる人のいい硬骨漢ですね。それに結構ぬけている親しみもあるし」

優「かといって三枚目ではない。惚れこんだ相手のためには命も惜しまない一本気なキャラです。あまり深くは考えない天衣無縫の軽さがある。書いていて楽しいキャラです。ノリがいいんですね。だから出だしは予定より長く登場することになりました(笑)」
管理人「惚れこむと誰とでも義兄弟になりたがりますね(笑)。そうかと思うと気にいらない相手には徹底的にたてつく」
優「だから味方にしても敵にしても関係を持ちやすいんです」
管理人「なにをしでかすかわからないという魅力がありますね」
優「囲碁で言えば攻め合いの局所で、敵にも味方にも新たな動きをもたらす。それが全体にも響いてくる。そんな意味で要の石なのです」
管理人「そういえば、後で登場する主要な風傑たちとかかわりを持つのは彼ですね。豹頭領リンホ―とか貴旋風シンシンとか仁愛星ショートクとか。かと思うとアイドルのピーチパイダンサーズや異色の托鉢層ビンソーとか、出家したもののダルマン大師に一日で破門されたり、その実、気に入られて雲海入道セーガイの名を授けられたりで、かなり目立ってますよね」
優「なかなか表舞台から下がらないので困ったことになりましたが、リョーザンパークを目指してアステロイドに向かったところで遭難してもらいました(笑)」
管理人「原作Ⅲの時点では、腐れ縁の怪盗傑ニンゾーと一緒にトロヤ群に不時着したままになっていますね」
優「トロヤ群はアステロイドベルトから外れた木星寄りの島宇宙小惑星ですから、いずれリーロックと合流してリョーザンパークに参入することになります。リーロックにとっても今のところいちばん気がかりな存在で、初めて義兄弟になった間柄です。しばらくおとなしくしていてもらわないと、他のキャラに移れない。作り手側の都合では全体の大局を睨みながら、そこかしこで新たな局地戦の展開をしなければならない事情もあるのです(笑)」
管理人「シリアス色が強くなってくると、セーガイのような規格破りのキャラがホットさせる存在になりますね」
優「ある意味、爆弾キャラにもなりますが(笑)」
管理人「これからが楽しみなキャラですね」
優「彼の性格を端的にあらわすのに、テーマソングを作ってみましたが、本番では使わないかもしれない。舞台化やオーデオドラマなんかではありですが」

管理人「二回目のライブでは歌っていますね」
優「ステージの構成上必要な歌でした。お聴きになれなかった方々のためにシャレで紹介していただけるとありがたいです」
管理人「それでは、このコーナーの締めくくりに誌上紹介させていただきます」

雲のように風のように  作詞:山本優

  夢のないやつ 俺のとこにこい
  俺もないけど 面倒みるぞ
  せまいところでウジウジするな
  その身一つが あればいい
  
  空には雲がながれ
  野原にさえぎるものはない
  自由に生きろ それが一番
  雲のように 風のように いこう
  明日を思いわずらうな
  ドッコイ
  
  レコのないやつ 俺のとこにこい
  俺もないけど 面倒みるぞ
  暗い気持ちで イジイジするな
  いつか かならず出来るから
  
  金のないやつ 俺のとこにこい 
  俺もないけど 面倒みるぞ
  金は天下の回りものだぜ
  いつか 転がりこんでくる
  
  ワハハハ ガハハハ
  それにつけても 金の欲しさよ
  ドンマイ

 

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★第十二話(仮)「独眼竜ジューベ」 脚本:山本優

月面に流罪となったリンホーを救出するべく、リーロックら風傑たちが救出作戦を敢行する。しかしその眼前でリンホーを乗せた護送車が爆発。リンホーは死んだものと思われた。
だが、リンホーは生きていた。
貴旋風シンシンの配下の者によって発見されたリンホーは、シンシンの別荘へと運ばれ、一命を取り留めたのだ。
その頃地球では、エネルギー省のヘリウム3横流しスキャンダルが発覚。長官のハーチェル大臣が自殺するという事件が起きていた。
その背後で糸を引いていたのはゲイン・パッツであった。スキャンダルを用いて上司を葬り、その息子を傀儡にして実権を握る…パッツの野望は着々と進行していた。

体力を回復したリンホーは、シンシンに勧められ、風傑たちが集うリョーザンパークへと向かった。しかしリョーザンパークを束ねるオーリンは、元近衛武官であるリンホーを警戒、「同士になるなら、三日の間に人を殺せ」という条件を出す。

──リョーザンパークの外れの小惑星で、リンホーは異相の風傑と相まみえる。
顔の半分が鉄面に覆われた隻眼の剣士。
「オレの前に立つな」
その名は独眼竜ジューベ。
隻眼の剣豪と無双の槍の達人がここに激突する。

ナレーション「危地を脱出したリンホーに、さらなる試練。独眼竜ジューベとの対決が火花を散らす。風雲急を告げるアステロイド。銀河神風ジンライガ―、お呼びとあらば即参上」

(GDW資料室提供アーカイブ)

 

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