銀河神風ジンライガー

Galaxy divine wind JINRAIGER

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GDW公式ホームページ(第53回・9・9)

   

☆彡ジンライ・トーク☆彡
原作者のキャラクターへの思い入れ、今回は「パンドーラ・ヒップバーン」です。

管理人「日本上空をミサイルが飛んだり核実験が強行されたりと不穏な世の中になっていますが」
優「庶民にはどうすることもできない。有史いらい繰り返されてきたことですが、人類は全世界的に平和を共有できない宿命を背負っているのではないかと思えてなりません」
管理人「戦争が悲惨な結果しかもたらさないということは歴史的に自明の理であることだと思っている人が大半だと思うのですが」
優「それでも危機的な状況が繰り返されるのは、双方にあいいれない事情があるからで、是非はともかく片方の論理が一方的に正義だと言い切れない危うさが常に内在するからだと思います。ひきあいに出すのは多少気が引けますが、アニメでその原型を表に出してみたのが機動戦士ガンダムだったような気がします」
管理人「ジオンにはジオンの正義があったというような?」
優「ええ、すくなくとも僕にとっては脚本家として画期的な体験でした。テレビでしかもエンタメの世界で真っ向から戦争の内面に踏み込むことができたような気がします。それまでのSFアクションアニメは正義に対する悪という構図が設定上外せない大前提でしたから、画期的な試みだったことは確かです。のちにブレイクしたものの放映当時は視聴率がて低迷して打ち切りに追い込まれたのは御存知の通りです」
管理人「そのときの原体験は、こんどのジンライガ―の世界でも受け継がれていますか?」
優「ベーシックなところではあります。ただテレビシリーズという商業メディアである以上、打ち切りになる要素は排除しないと継続ができない。そこで当初はエンタメに徹して、本音の部分は伏線として散らしておいて時期を見て切り込んでいこうというのが密かな戦略だったのですが、とりあえず製作・放映にこぎつけて、という当初のプロジェクトの突破口が得られなかった。それは僕の力不足もありますが、いろいろな面で見直すことにもなっています」
管理人「SFアニメ、それも巨大ロボットもののジャンルは80年代の黄金期といわれているころに比べれば、絶滅危惧種の一つになっているのは否めない時代のようですね」
優「視点を変えることで復活できるジャンルだと思っています。以前のようなスポンサー事情に依存しない製作の発想の転機が生まれれば、十分可能なジャンルです。価値観が多岐に及んで、戦争の本質にまともに向き合うことが遠ざけられた時代の風潮から、新たに関心を喚起する時代が必ず来ると思います」
管理人「それはシリアスなテイストでということですか」
優「全体のくくりはそうであっても、笑い、特にシニカルな笑いは忘れてならないと思います」
管理人「その要素を背負うのが、今回フューチャーするパンドーラということなのでしょうか」

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優「そのつもりで早い時期から登場させています。作品のモチーフになった水滸伝にはモデルとなるキャラはいません」
管理人「ジンライガ―の世界の対立軸は1000年のあいだ新太陽系を支配している地球のミローク王朝と、アステロイドを拠点とするリョーザン・パークの勢力になっていくようですが、パンドーラ率いるダークマントスはどちらにも属していないようですね」
優「ある意味Bugとして登場させています。ジンライガ―の母体となるJ9シリーズは、それまでの同ジャンルではタブー視された要素にささやかながら挑戦してみました。キャラとして投入したのは今回が初めてです」
管理人「二大勢力の対立軸では予測できない第三勢力になるのでしょうか」
優「ネタバレになるような発言は現時点では控えますが、ある意味、伝統的な作品世界の対立軸を破壊するような要素も温存させています」
管理人「キャラクターデザイン的には、ヤッターマンのドロンジョに代表される三悪に近いものになっているようですが」
優「話題性として、いささか姑息なパロディ―イメージを付けたことは確かですが、実は~・・・という含みを持たせました。そのイメージを一皮むけばアンジェリーナ・ジョリーのイメージが個人的にはあります(笑)本質的にはかなり怖い存在なのです。実写にしたいキャラではありますが(笑)」
管理人「原作では、昇り龍リーロックが故郷を逐われる事件に密接に絡んだかと思うと、そのあとどこをさまよったのかミローク王朝の特務機関の手先にやとわれたりしていますね」
優「そうです。偶然のように全体の流れの節目節目に関わっているのもBugゆえのことです」
管理人「最新の原作の展開では、太陽系大外のカイパーベルトにあるジンライガ―製造ラボに奇襲をかけて、敢え無くブラックホールにのみ込まれてしまっていますが・・・」
優「次にどこから出てくるか、乞うご期待というところです(笑)」
管理人「予測不能な展開が待ち受けているようですね。話題をもとに戻しますと、ジンライガ―で描きたい戦争の本質にどう切り込んでいくかが最大のテーマになるのでしょうか」
優「リアルな世界の危機的状況とかけ離れた絵空事にしてはいけないと思っています。現象としての戦争ではなく普遍的な危機感を描くには人間と歴史の関わりが重要です。絆を描くにしても昔のようなきれいごとでは今の子供たちでさえ説得力不足になってしまう」
管理人「これからのアニメや特撮が新しい視点をもって描いていくしかないようですね」
優「そう思います。シリアス一辺倒では敬遠されるかもしれない。かといってファンタジーに逃げ込むのも現実から目を逸らす事にもなるし、シューティングを前面に出したゲームも、今や現実の戦闘ミッションに繋がる要素を持っている」
管理人「ある意味危険な時代に生きているわけですね。そんな時代にジンライガ―が描くことができるのはどんな未来なのでしょうか」
優「普遍的な問題に愚直に向き合うことだと思っています。どんな戦争のもとでも、モラルを踏みにじる人間はいる現実。正論を唱え行動しても圧殺されることはある。戦火のもとでも愛を育む人たちがいる。そうした人間の生きざま死にざまを丹念に描くことでしかないと思います」
管理人「そういう意味ではジンライガ―の世界には様々な生き様が描かれるわけですね」
優「あとは具体的なドラマの構築だと思います。いろんな人間がいていろんな価値観がある。今でも地球上には88以上の言語があると言われています。宇宙時代になれば人類以外の価値観をもった存在との衝突もあるだろうし友好もあると思う。そういう存在のかかわり方をリアルな妄想でシュミレーションできればと思います」
管理人「パンドーラもそのような要素をもった存在ということでしょうか」
優「そうですね。どうにかまとめていただいたようです(笑)」
管理人「パンドーラのテーマソングはないようですが」
優「作りようがないキャラなので(笑)」
管理人「それでは皆様、次回のキャラをお楽しみに」

ニコニコチャンネルでジンライガ―「原作」連載中☆彡

http://ch.nicovideo.jp/gdw-jinraiger/blomaga/ar1156303

毎月のダイジェストをより詳しくお楽しみいただけます。
ジンライ・トークと連動してお楽しみ下さい。

★第十五話(仮)「さすらいのジューベ」 脚本:山本優

アステロイドのケレスコネクションのボス・ミケレスと火星星督が組んで行った鉱石運搬コンボイ。それを新生リョーザーンパークが強奪した。
火星の守護ギア・ダイマルスに搭乗していたジューベは警備の責任を問われ、ひとり鉱石の行方を追って火星を後にする。

その頃リョーザンーパークでは、強奪した鉱石を換金と資材を手にれるため武器商人ナインJと取引を行う。戦力、施設の増強と、人員の意識改革が進む新生リョーザンパークだが、リーロックは小惑星エリスの移送時に行方不明になったドク・カンホーを心配し気を揉んでいた。

鉱石運搬コンボイの行方を捜すジューベはアステロイドのジプシーたちのキャンプにたどり着いた。
ジプシーのリーダー・ロージーは、ジューベを冷たくあしらいながらも興味津々の様子。

アステロイドではケレスコネクションのミケレスは奪われた鉱石コンボイ捜索を行うよう部下たちを叱咤していた。
またベスタコネクションでは暗殺されたリーダー・シルベスタの妹サラが、兄のクローンを探すよう部下に命ずる。
四大コネクションの抗争が火を噴くのは目前。
そんな中、ジプシーの用心棒となったジューベはロージーらと共にジュノーへと向かっていた。

N「さすらいのジューベはベスタに向かう。リョーザンパークは抗争に備えて着々と準備に入る。ケレス、パラス、ベスタ、ジュノーの四大コネクションが火ぶたを切るのは時間の問題だ。武器商人ナインJがさらに油に火を注ぐ、銀河神風ジンライガ―、もはやどこにも退路なし」

(GDW資料室提供アーカイブ)

 

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★生シナリオ先行公開中★

次回をお楽しみに!

 - GDW project, NEWS, 山本優より