銀河神風ジンライガー

Galaxy divine wind JINRAIGER

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第20回:予告ダイジェストの公開

   

★今回から「銀河神風ジンライガー」の予告ダイジェストを連載いたします★

(なお、アニメ制作決定時に内容・デザイン・設定など一部変更になる場合もございます)

 

 夜空の星の輝く陰で 苦しみもがく声がする

星から星に泣く人の 涙背負って銀河の始末

 いま立ち上がる 風の志士たち

 

 銀河神風ジンライガ―

 

 お呼びとあらば即、参上!

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★第一話(仮)「風そよぐ」 脚本:山本優
銀河神風ジンライガー第1話「風そよぐ」ダイジェスト予告篇バージョン  

ミローク王朝建国千年の守護神として作られた主力ギガギア、ジンライガーは野心満々のエネルギー省次官ゲインパッツの手中に落ちようとしたその瞬間、開発者ドクカンホーの裏切りによって銀河の闇に消える。天狼牙シュタインウルフは腐りきった世の中を変えようと画策し風傑を求め、昇り龍リーロック・ワウラを仲間に引き入れようとする。次週から始まる新番組、銀河神風ジンライガー第1話「風そよぐ」、魂の守護神ジンライガーを手に入れるのはどっちだ?

★銀河神風ジンライガー第1話「風そよぐ」ダイジェストあらすじバージョン★ 

ミローク王朝の近衛軍特務士官イーライとエネルギー省次官ゲイン・パッツは次期主力ギガギアGG999を引き取るために宇宙タンカーで新太陽系を進む。腐りきったミローク王朝支配に対抗するべく風傑を求める天狼牙シュタイン・ウルフは跳躍虎マッキー・ステッペン、銀河の女豹ジーナジーナ・ティナ・コンティと共に快速艇で宇宙タンカーをマークする。
一方、地球軌道第二惑星ワウラ領主の息子、昇り龍リーロック・ワウラは家僕を従えて領内をホッパーでパトロール中、悪行を繰り返すパンドーラ・ヒップバーン率いるダーク・マントス一味をコテンパンに倒すが、野次馬に混じった武人に未熟さを嗤われた。
リーロックは闘いを挑むが、武人は相手にせず、スーパー・ホッパーに乗って走り去る。追走するリーロックだが、武人(近衛軍武術師範オーシン)に振り切られ、敢え無くクラッシュ。
これより先、新太陽系の最果てカイバーベルトの小天体エリスの秘密ラボに艤装前のGG999の引き取りに向かったゲイン・パッツは、開発者ドク・カンホーの裏切りにより、自ら名付けた朝廷軍次期主力ギガギア「ジンライガ―」(GG999)を奪い去られた。
どういう経緯か、「ジンライガー」に乗り込んでバトー星をめざしたシュタイン、マッキ―、ジーナジーナの一行はリーロックを風傑に加えようとワウラ領を訪ねる。
ワウラ領の跡取りとしてシュタインからの誘いを一度は断ったリーロックであったが、再会したオーシンから都の腐敗ぶりを聞き、その心は揺らぎ始める。
N「見えない風に吹き寄せられて、風の遺志を継ぐ者が次々に現れる。行く手に待ち受けるのは生か死か。はたまた愛か裏切りか。
銀河神風ジンライガ―、いま魂の守護神が目覚めようとしている」

主な登場キャラクター
「昇り龍リーロック」「銀河の女豹ジーナジーナ」「跳躍虎マッキー」
「天狼牙シュタイン」「ゲイン・パッツ」「オーシン」
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管理人「優さんが、この一話に込めた思いはなんでしょうか?」
優「ジンライガ―の設定で、「風傑」という造語をつくりました。モチーフになっている水滸伝の「好漢」とJ9シリーズの表題に共通する「風」のイメージを組み合わせたものです。いずれも「時代の風」を受けて、あるいは「風を起こして」生き様を貫く、その息吹を描くネーミングにしたのです。第一話では、その風傑とはどんなものか、どのように集結していくのか、その一人がリーロックです」
管理人「シリーズタイトルの「GDW」は「GALAXY DIVINE WIND」の略ですがジャパニーズEnglishだと「GOD WIND」になるように思いますが、こだわりはあったのでしょうか」
優「あります。日本の歴史では鎌倉時代の蒙古襲来で「神風」が吹いて日本を護ったというのが定説になっていますが、これは偶然の気象がたまたまそうなったからで、俺的にはスッキリしません。
クリエーター的には「何かの意志が働いて、そうなった」と思いたい。これ矛盾するようですが単純な「神様に護られている神国」というのは認めたくないのです。
俗説では日蓮が祈ったというのもあるようですが、そういう直接的なものではない「何か」。
明らかにされていないジャンルに人間の意志と宇宙の意志のかかわりがあります。
たぶん、複数の人間の意志は宇宙と密接な相互関係にあると思っています。私がジンライガ―に単なる神頼み的なことに依存するのを受け容れがたかったのは、目に見えない宇宙意志には今の科学では解明されていない常識を超えたエモーションが実在するという直感からです。
なので「神の風(恩恵だけではなく試練になる場合もある)」ではなく、人間の意志と交感する「神が起こす風」にしたかったのです。
「神の起こす風」DIVINEは地上の名も無き隣にいる人々の苦節と希望にこたえて吹くのです。それを体現するのがメカの「ジンライガ―」に象徴されます。
管理人「主題歌の歌詞に「ここが君の場所」「ここが俺の場所」というフレーズがありますが、それですか」
優「そうです。あなたはアニメ脚本家として「アニメ三国志」に執筆参加されていますね」
管理人「参加というほど数は書いていませんが、師匠の鳥海尽三の縁で脚本チームに加えていただきました」
優「鳥海さんにはとてもお世話になりました。駆け出しの頃に「竜の子プロ」の文芸部長だった鳥海さんに目をかけていただいて「企画つくりの籠り」によく招んでいただきました。ネーミングのセンスはかなり影響を受けています。「アンドロ梅田」なんか秀逸ですね。してみると、岩崎さんとこうしているのも不思議な御縁ですね」
(註:管理人は岩崎訓に交替しました。前任の管理人・観鳳はデザイン専任になりました。第二管理人は、「GDW実践シナリオ塾」塾頭・関根龍史が参入いたしました)
管理人「あの作品は、コミックの原作がありましたし、脚本家連中は「優等生(にならざるを得ない)」劉備より、野心むき出しの曹操の方に肩入れしていたような記憶があります」
優「書き手は、どうしてもそうなりますね。立派な主人公というのは、どうも現実感がない。「一将功なりて万骨枯る」みたいなのは私は嫌いなので、J9シリーズのテイストを継承するGDWシリーズのモチーフとしては「水滸伝」がふさわしいと思っていました。いわゆるリーダー的英雄の物語ではなく、名もないヒーローたちの物語にしたかったのです」
管理人「そういえばJ9シリーズの主人公たちも表立ったヒーローではありませんでしたね。モチーフが必殺仕事人だったり新撰組だったり」
優「そうです。今度も4人の主人公たちが物語を牽引しますが、108人のキャラが突出する仕掛けになっています。「バクシンガ―」で少しやってみましたが、十分ではなかった。今度は思い切りやれます(笑)」
管理人「組織的なリーダーとしては、梁山泊のリーダー「宋江」に近い「ショートク」がいますが」
優「あれね、三国志に出てくる英傑たちと違うでしょ? 強力なリーダーシップがあるわけでもなく、「おれがおれが」的なところがない。どちらかというと頼りないところもある。謙遜は美徳だが、彼は度が過ぎていて、「なにもそこまでへりくだらなくても」という、応援する側かられば「じれったい」ほど謙虚。周囲で担がないと可哀想なほど弱い。そこが魅力なんですね。今まで私が扱ってきた作品には、いなかったキャラです。これからどうやって付き合うか、そこが楽しみです。そこいくと彼の周囲にいる風傑の活躍が彼を支えることになるわけで、自然にバランスが取れるんです」
管理人「なるほど」
優「司馬遼太郎さんの作品に「項羽と劉邦」というのがありますが、あれ英傑より側近たちの活躍に重きを置いている。いずれも個性的でめちゃくちゃ面白い。でも一人では英雄になれない。担ぎたいリーダーのもとに集結して初めて魅力的な活躍が出来る。ジンライガ―は、それに似ていますね。三国志等と大きく違うのはリーダーが「天下を取らない」「とる気もない」。正義を陰で行使する。自分のためでなく苦しむ人々のために行動する点ですね。そうなると、やっぱり水滸伝がモチーフになるんです」
管理人「水滸伝に登場する梁山泊の好漢たちは、みんな「二つ名」と「通り名」を持っていますが、あれはJ9シリーズのレギュラーたちもみんな持っていますね」
優「ジンライガーのキャラ設定をしてから気が付いたんですが「あれっ? これJ9シリーズでやってたネーミングそのものじゃないか」って」
管理人「最初から意識したのじゃなかったのですか?」
優「まったくの偶然でした。こじつけのようですが「そうか繋がるべくして繋がったのか」という思いがありました」
管理人「運命的なものを感じますね」
優「面映ゆさはありますが、そんな感じはありました」
管理人「今度の「ジンライガ―」でも108人の風傑が登場するわけですが、第一話の主人公「昇り龍リーロック」はどんな運命をたどるのでしょう?」
優「未知数ですね。どうなるか私も楽しみです。オリジナル・アニメの魅力は、そこにあります。意外な人物が台頭するかもしれないし、期待外れになれば「殺し」ます(笑)。期待外れでなくても作品に魅力をつけるために涙を呑んで殺すときもあります」
管理人「情け無用のJ9ですね」
優「そうです」
管理人「リーロックが最後まで生き残ることを期待します」
優「心がけます。確約はできませんが。イエイ」
管理人「次回をお楽しみに」

 

【10.12の決起集会の一枚】

遅ればせながら、10月12日の決起集会ライブの一枚です。

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なんというドリーム!
もはやキャプションをつけることさえ無粋!

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