銀河神風ジンライガー

Galaxy divine wind JINRAIGER

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第3回:ジンライガーと水滸伝

      2014/10/29

★今回は銀河神風ジンライガ―と「水滸伝」の話をします。

J9ファンはもちろんですが、水滸伝ファンの方も期待されているようです。
そこで、水滸伝=梁山泊の関連を述べます。

「ジンライガ―」が水滸伝をモチーフにしていることはすでに発表しました。
これはながいあいだ、私のなかに無意識に育っていたモチーフです。
2011・12・10発行の「まんだらけzenbu53」に所収された私のロングインタビューのとき、アニメ作品の生き字引ともいえる「星まこと」さんに、ぼそっと、「次にJ9やるとしたら梁山泊」と答えていたのですが、私自身まだ漠然としたもので星さんも強い印象はもたれなかったのは無理からぬことで、記事では割愛されていました。
事実、それから三年たって、やっと具体的にかたちになったのです。
かたちにしてみると、「二つ名と通り名」がJ9と共有しているのがわかりました。「九紋龍史進」をモデルにした「昇り龍リーロック」は、「ブラスター・キッド」の系譜で、「天機星呉用」をモデルにした「天狼策ゲバラン」は「かみそりアイザック」の系譜、「天狼牙シュタイン」は「諸刃のシュテッケン」の系譜で、「ジンライガー」ではウルフ兄弟として登場します。

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「一丈青コサンジョー」がモデルの「不死鳥オジョー」は「不死鳥ライラ」の系譜ですが、ちょっと違います。

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水滸伝にはモデルのいないオリジナルキャラもいます。
レギュラーの、「跳躍虎マッキー」は「飛ばし屋ボウイー」の系譜
「銀河の女豹ジーナジーナ」は「エンジェルお町」の系譜ですが、少し違います。

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水滸伝ともJ9とも関係ないキャラも登場します。
「パンドーラ・ヒップバーン」率いる「ダーク・マントス」は、当初、私の代表作の一つである「ヤッターマン」の三悪がモデルでしたが、まったく違うキャラに脱皮しました。なんてことないお騒がせキャラに見えますが、実は「ジンライガー世界」の核心に触れるかもしれない隠れキャラなのです。本人たちは全く知りませんが(笑)

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水滸伝では巨悪キャラに高求が登場しますが、あの程度では困るのです。
それで「ジンライガ―」では、それに代わって「ゲイン・パッツ」を登場させました。
普段はクレバーなイケメン。本性は「顔面破裂悪魔顔」

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モチーフは私が脚本参加した「機動戦士ガンダム」の「シャア」ですが、まったく違います。
ちなみに今だから白状しますが、私にとってガンダムの主人公は最初からシャアで、アムロくんは添え物でした。(冨野さんゴメンナサイ!)
だからこそ手を挙げてシャアにガルマを殺させたのです。
(ファンレターに入っていたカミソリは怖かった…)
それから殺し癖がついて「ランバラル」「マチルダ」「ミハル」「黒い三連星」たちを殺してしまいました。(ガンダムファンの皆さん、本当にゴメンナサイ)
そして、今度のパッツは、何をするかわかりません。(今度は誰にも遠慮はいらないので)。でも意外な弱みがあるのです。(今は秘密)

水滸伝との関連2は次回で。
ひとまず失礼します。

山本優。

 - NEWS, 山本優より