銀河神風ジンライガー

Galaxy divine wind JINRAIGER

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GDW公式ホームページ(第49回・5・9)

☆彡ジンライ・トーク☆彡
 原作者のキャラクターへの思い入れ、今回は「統領星ガイナー」です。

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管理人「文字通りリョーザン・パークの風傑たちの統領ですね」
優「そうです。イメージ・キャラクターを最初に手掛けてくれた観鳳さんのデザインの中では僕のイメージにかなり近い。風格もあるし頑固さと優しさ、融通の利かないあたりもみえるから、芝居に幅が出せますね。最終選考では、かなりの確率で残るんじゃないか。製作プロデューサーの意見もありますが、僕としてはブラッシュアップして残ってほしい一人です」
管理人「水滸伝モチーフだと、晁蓋(ちょうがい)の役回りですか。バクシンガ―のドン・コンド―ルのようでもあるし、そのモデルの近藤勇みたいな立ち位置ですかね」
優「偶然みたいに結果的に重なりました。ジンライガ―ではひねりを入れて別の味を出してみますが」
管理人「ジンライガ―の登場人物は二つ名がありますが、J9シリーズも、梁山泊の好漢もそうですね。これは最初から意識して?」


優「いえ。J9の発展形としての二つ名は踏襲するつもりでしたが、梁山泊の二つ名は偶然でした。あとで考えると必然のようですが、ああ、収まるところに収まったという感じでしたね。あらかじめセットされていたみたいな」
管理人「三国志がベースだと、こうはいきませんね」
優「そうなんです。企画段階で、水滸伝をSFでやるなら三国志がいいのではという意見が周囲でありました。でも僕がやりたいのは、傑出した限られた英雄たちの覇権物語ではなくて、名もなきヒーローたちの青春群像が描きたいので、三国志ではないんです。今でもやるなら三国志の方がという人は多いけれども(笑)」
管理人「三国志は過去に二度ほどアニメ化されていますね」
優「そうです。あれは原作コミックそのままの三国志だった(笑)。時代設定も人物設定も原典にほぼ近い。僕もバクシンガ―でSFとはいえ歴史要素に引っ張られたこともあるので、それ以上のコメントは控えますが」
管理人「モチーフの根底からして別の方向性なわけですか」
優「そうです。それに水滸伝をただSFにしたいわけじゃない。いま宇宙への興味がリアルで高まっていますが、こちらはそれを超えなければ面白くない。ダークマターとかダークエネルギーとか未知の要素を妄想で膨らませる楽しみもあるし、太陽系の惑星の様子もリアルで新事実が判ってきたし」
管理人「惑星の描写は、現今のデータをかなり取り込んでいますね。外縁小惑星エッジワース・カイパーベルトとかアステロイドの外側にもう一つ環状ゾーンがあり、エリスのほかにも準惑星が発見されたり衛星まで判ってきましたね」
優「ジンライガ―の秘密製造ラボをエリスに置いたのも、J9シリーズの30年前のデータでは考えられないことでした。最近発見された9番目の惑星がウルフという名称らしいとか。確認していませんが(笑)。宇宙はますます面白い舞台になりますね」
管理人「ガイナーの本拠アキレスもアステロイドに実在しますね」
優「ええ。ジンライガ―ではリョーザンパークという族小惑星地帯の一つに設定していますが、今のところアステロイドでは5番目の大きさです」
管理人「水滸伝では無頼の集団だった梁山泊の頭目に代わって新たな統領になる晁蓋や、内部クーデターで新選組のリーダーになる近藤なんかと重なりますね。真似したわけでもないでしょうが、歴史の必然というか、ガイナーは、踏襲するのでしょうか」
優「そこらへんは遠慮なくイタダキました(笑)。梁山泊の方はフィクションですが、新選組をはじめ歴史的には似たようなケースはいろいろあって、或る意味普遍性があるんですね。これはベースだから抵抗なく踏襲して、キャラクターの出入りや展開で新味を出しました。そのあたりは楽しんでいただけると思います」
管理人「J9がそのまま続いていればCVは徳丸さんになっていましたか?」
優「うーん。どうでしょう。バクシンガ―では予想していなかった味を出してくれたのは確かです。新選組の30代の女性ファンがアフレコの出待ちでやってきたりして、コンド―ル・ファンから一気に新選組ファンが支持してくれました。後の世で言う歴女のハシリというか、あれで世代層が拡大したのは事実です」
管理人「いまやアニメは全世代に広がりを見せていますが、ジンライガ―も多くのファンを対象にしていますね」
優「はい。その意味ではいい時代になりましたね。惜しいことに徳丸さんは故人になりましたが、新しいCVで面白い大人の味を出してもらうことに期待しています」
管理人「ガイナーは強烈なリーダーシップというより、度量の広さというか、配下の誰にも慕われる存在のようにも見えますが」
優「風格ですね。アステロイドでは何代も続いた旧家の跡取りで小惑星アキレスの領主という設定だけれども、周囲を切り取って覇権を唱えるほどの野望はない。リョーザンパーク一帯の主星はもともと地球のミローク朝廷の離宮がおかれた小惑星でしたが、のち地球の犯罪者の刑務所になり、それも廃墟となって無頼漢の巣窟として要塞化したという設定です。表向きは好漢ならぬ風傑を名乗っていますが志のある者は少ない。そこいくとアキレスのガイナーは先祖の代から志のあるものだけを受け入れて、地味ながら鉱石の採掘で自立している。オーリンを頭目とする連中とは一線を画しているので、いずれ抱き込まれるか一戦交えるかという存在なのです」
管理人「ゲバランとシュタインのウルフ兄弟が身を寄せてきたのは本物の風傑として志に共感したからでしょうが、少数派ですね」
優「アキレスの風傑は、せいぜい50名ほどです。要塞のあるオーリンのほうは500人。戦闘能力からすれば多勢に無勢。そこで志のある武人のスカウトが急務になり、軍師役のゲバランが弟のシュタインに風傑集めをさせる。同時にミローク朝廷が太陽系のはずれで次期主力戦闘ギアを建造している情報を掴んで、はるばる外縁小惑星ベルトのエリスに奪取に向かう。それがジンライガ―シリーズの物語の発端になっています」
管理人「ということは、ガイナーはウルフ兄弟が身を寄せなければ、オーリン勢力に蹂躙されるか従属させられるかの危難にさらされていたというわけですね」
優「そうです。オーリンにしてみれば、そのうち抱き込めるだろうと高を括っていたところへ、アステロイドの四大コネクションが抗争する気配が見えたので尻に火が付いた」
管理人「そのあたりは準備稿のシナリオの出だしにも描かれていますね。最大のケレスコネクションの総長の誕生日にコネクションの頭目が招かれ、オーリンがガイナーを抱き込み工作にはいるが、つれなくされる(笑)」
優「ウルフ兄弟がいなければガイナーも悩んだでしょうが、すでにシュタインたちがジンライガ―を奪取しているし、格闘能力抜群の昇り龍リーロックまでスカウトしているから戦力的に劣勢とは言えない。加えて異能の宇宙人・天道士オサリバンも幹部に参入しているので、下風に立つこともないわけです」
管理人「ということは、軍師ゲバランが統領の器であるガイナーを見込んで風傑の志を新太陽系に広げる計画を実行に移そうとしているわけですか」
優「パートナーですね。自分には大望を遂げる策がある。しかしゲバランには同志を束ねる求心力がない。補完関係にあるわけだけど、なによりガイナーの人柄に惚れている。ジンライガ―という作品で最大のテーマである絆の原点が二人のなかにあるんです。支え合い補い合うことで自分の居場所を確認出来る歓び、そうした群像劇の源流はガイナーを軸に回転しはじめると言っても過言ではありません。そうした意味では重要なキャラなのです。ただし運命の変転によって、試練にさらされることは言うまでもありません。その中での葛藤に期待していたければと思います」
管理人「ガイナーの志。彼のもとに集う風傑たちの思いは第一回GDWフェスでリリースされたОP主題歌想定の曲に込められていますね」
優「その通りです」
管理人「それでは、CD発売された主題歌を採録いたします」

GALAXY DIVINE WIND
作詞:山本優 作曲:新井正人 歌:山形ユキオ

 熱き想いの風に乗り
 集え 魂の星たちよ
 光覆う闇の世界に 解き放て希望の輝き

 星もない夜に 泣いたこともある
 愛のない日々に 凍えたこともある
 目を閉じて 耳を澄ませば
 呼んでいる ほら ここが君の場所

 星もない夜に 泣いたこともある
 愛のない夜に 凍えたこともある
 目を閉じて 耳を澄ませば
 呼んでいる ほら ここが 君の場所

 Go up solar 名もなき星たちよ
 Go up solar 風の戦士たち

 Galaxy divine wind それが俺たちの
 Galaxy divine wind 生きた証
 Galaxy divine wind これが俺たちの生きる道

 はるか彼方へ風に乗り
 行くぞ 魂の星たちよ
 光満ちて憩う世界に
 羽根やすめ 浴びよう安らぎ
 星の降る夜に 泣いたこともある
 愛に飢えながら はぐれたこともある
 目を閉じて 想い凝らせば
 泛びくる ああ そこが俺の場所

 Go up solar 名もなき星たちよ
 Go up solar 愛の戦士たち

 Galaxy divine wind これが俺たちが
 Galaxy divine wind つなぐ こころ 
 Galaxy divine wind それが俺たちの この絆

☆彡ニコニコチャンネルでジンライガ―「原作」連載中☆彡

http://ch.nicovideo.jp/gdw-jinraiger/blomaga/ar1156303

毎月のダイジェストをより詳しくお楽しみいただけます。
ジンライ・トークと連動してお楽しみ下さい。

★第十一話(仮)「サンタマリーアからの脱出」 脚本:山本優

リンホーを追って月に来た婚約者のマーヤは、リンホーの義兄ボギーと出会い、歓待される。
その頃、ケバラン指揮の下、リーロックらと河童三兄弟はリンホー救出作戦を進めていた。盗聴器でリンホーの収容監房を特定したケバランは、河童兄弟に命じてデブリをそこに落下させる。
しかし時を同じくして、リンホーの暗殺計画も開始されていた。
リンホーを乗せた護送車には時限爆弾、そしてリンホーが収容される予定の監房にはゴメスが毒ガス・サリンを仕込んでいた。

河童兄弟が落としたデブリが、リンホーが入るはずだった監房に命中し、爆発。ゴメスが仕込んだサリンにより、囚人や看守長らが悶死してゆく。
一方、リンホー救出の機会を窺っていたリーロックらの目の前で護送車が爆発する。護送車に向かったリーロックたちだが、そこにリンホーの姿はなかった。
──たとえ爆発を生き延びても、生身で月面に放り出されたらリンホーの命はない。
それでもリンホーの捜索を主張するシュタインだが、そこに月の守護ギア・ダイアルナスが出撃してきた。
一行はリンホー捜索を打ち切ってケバランのジンライガーと合流。ダイアルナスの追撃を振り切って、5Dドライブで窮地を脱する。
しかしジンライガーが転移したのは月の内部空洞だった。

N「リンホー救出作戦は失敗に終わった。はたしてリンホーの生死は?そしてマーヤの恋の行方は? 死者の名を冠するサンタマリーア監獄は、阿鼻叫喚の地獄と化した。銀河神風ジンライガ―、さあ、この始末どうつける」

(GDW資料室提供アーカイブ)

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